幼児さんのオーディション完全ガイド
「うちの子も子役になれるかな?」「オーディションってどんなことをするんだろう?」
そんな風に、期待とちょっぴりの不安を感じていませんか?
特に幼児さんの場合、オーディションは一体どうやって進むのか、未知の世界ですよね。
お子さんが「楽しかった!」と思えるように、そしてパパママが不安なく臨めるように、具体的な内容とポイントをわかりやすくお伝えします。

オーディションは「親子の共同作業」です!
赤ちゃんのオーディションと同様に、幼児さんのオーディションも、ほとんどがお子さんとパパママのペアで参加します。
これは、一人で知らない場所に行く不安な気持ちを、パパママがそばにいることで和らげるためです。
審査員の方々は、お子さんだけでなく、パパママとのやり取りも見ています。
この時期のお子さんは、緊張してしまったり、うまくお返事ができなかったりするのが当たり前。
そんな時は、お子さんの代わりに答えたり、「普段はこんな子なんです」と教えてあげたりして大丈夫です。
審査員は、お子さんのありのままの姿を引き出したいと思っています。
パパママがリラックスしてお話している姿を見れば、お子さんもきっと安心できますよ。
「ありのままの、お子さんらしい姿」が一番の武器!
オーディションでは、何か特別なスキルや芸を披露する必要はありません。
審査員が一番見たいのは、カメラの前で物怖じせず、自然で子どもらしい表情や仕草です。
🔸好きな遊びについて聞かれて、楽しそうに話せるか?
🔸得意なこと(歌やダンス、絵を描くことなど)を、恥ずかしがらずにやってみようとできるか?
🔸初めて会う人にも、にっこり笑顔を見せられるか?
これらは、お子さんが「普段通り」でいられるかどうかのチェックでもあります。
無理に「ちゃんとしなきゃ」と思わせる必要はありません。
「今日は何しに行くの?」と聞かれたら「お兄さんやお姉さんとお話して、遊んでくるんだよ!」と伝えてあげましょう。
食べ物や飲み物のCM・広告の場合は、実際に商品を食べたり飲んだりして、そのときの反応や表情をチェックすることもあります。これは演技というより、その子の自然なリアクションを見たいからです。
「おいしい!」と感じたときの満面の笑みや、「もう一口食べたい!」という素直な表情は、何にも代えがたい魅力になります。
審査員は完璧な「おりこうさん」だけを求めているわけではありません。
むしろ、ちょっとやんちゃで元気いっぱいな子の方が、CMや広告で起用されることがよくあります。
人見知りをしない子、好奇心旺盛な子、時には泣いたり笑ったり、感情を豊かに表現できる子…そんな個性こそが、お子さんの大きな魅力になります。
ありのままの姿を受け入れ、肯定してあげることで、お子さんはカメラの前でも自分らしくいられるようになります。
ママとパパがオーディションで気をつける3つのこと
お子さんが安心してオーディションに臨めるよう、パパママができることをご紹介します。
- 「今日は楽しもうね!」の気持ちで
「受からなきゃ」「うまくやらなきゃ」というプレッシャーは、お子さんに伝わってしまいます。
合否は関係なく「今日は楽しく過ごそうね」という気持ちで臨んでください。
そのポジティブな姿勢は、きっとお子さんの力になります。 - 事前に会場の雰囲気を予習
可能であれば、会場の場所や周辺の環境を事前に調べておきましょう。
当日スムーズにたどり着くことができれば、パパママの気持ちにも余裕が生まれます。 - 普段通りが一番!
オーディション当日は、特別に高い服を着せたり、普段食べないものを食べさせたりする必要はありません。
いつものお気に入りの服や、いつもの朝ごはん、いつものおやつで十分です。
特に、お子さんが機嫌よく過ごせるよう、時間には余裕を持って行動してください。
まとめ
オーディションを通じて、お子さんの新たな一面を発見したり、貴重な経験をさせてあげたりすることができます。
結果を気にせず、この経験自体を楽しんで、親子の思い出を一つ増やしてみてくださいね!
幼児さんのオーディションは、お子さんの可愛らしさや個性を、プロの目で見てもらうための「お披露目の場」です。
お子さんが、ありのままの自分でいられるように、パパママが最高のサポートをしてあげてください。
もし時間に余裕があったら、都心に来たついでにレジャーを楽しむのもおすすめですよ!