低学年のオーディション、どんなことをするの?
低学年のお子さんのオーディションは、どんなことをするのか、パパママとしては気になるところだと思います。
今回は、初めてオーディションに挑む低学年のお子さんと、それを応援するご家族のために、オーディションの内容やポイントについてお話しします。

低学年オーディションの心構え
低学年のオーディションでは、演技力やスキルよりもお子さんの個性や人柄が重視されることが多いです。
元気な挨拶ができるか、面接官と楽しくお話できるかなど、お子さんらしさをどれだけ表現できるかが大切になってきます。
面接官は、お子さんのありのままの魅力を見つけ出そうとしています。練習通りにできなくても大丈夫。
失敗を恐れずに、お子さんらしい笑顔や愛嬌を存分にアピールできるように準備しましょう。
1. 子どもだけで入室することが増える
小学校に上がるくらいの年齢になると、オーディションの多くはお子さん一人で面接室に入室するスタイルが増えてきます。これは、パパママから離れた状態でも、その子本来の個性や人柄を確かめるためです。
パパママは控室で待機となるので、事前に「一人で入るんだよ」と伝えて、不安な気持ちを和らげてあげましょう。
一人で入室する勇気を持たせるだけで、お子さんの自信にもつながります。
もちろん、面接官は優しく接してくれるのでご安心ください。
不安そうにしている場合は、保護者も一緒に面接室に入ることが許可される場合もあります。
2. 自分の言葉で自己紹介や特技披露ができることが大切
オーディションでは、まず自己紹介から始まります。
この時「名前は〇〇です」「〇歳です」といった基本的な情報だけでなく、自分の言葉で自分の好きなことや得意なことを話せるかがポイントになります。
- 好きな遊びや食べ物
- 得意なこと(歌、ダンス、変顔など)
- やってみたいお仕事
などを、お子さん自身の言葉で話せるように、事前にご家族で楽しく練習しておきましょう。
特技は、プロ並みの技である必要はありません。面接官が「いいね!」と反応してくれるような、お子さんらしい愛嬌のある特技が好まれます。
3. 自然で愛嬌のある表情が好まれる
低学年のオーディションでは、笑顔や豊かな表情が非常に重要です。面接官は「この子はどんな表情をするんだろう?」と見ています。
緊張して固まってしまっても大丈夫です。大切なのは、面接官の質問に答える時に、楽しそうな表情や、ちょっと困った顔、真剣な顔など、様々な表情を見せることです。
もし緊張して笑顔が作れない場合は、無理に笑顔を作る必要はありません。いつも通りの自然な表情の方が、お子さんの魅力が伝わります。ご自宅で「おもしろい顔」「びっくりした顔」など、親子で一緒に練習してみるのもおすすめです。
4. テンポよく受け答えができる
面接官の質問に、元気でハキハキと、テンポよく受け答えができることも評価のポイントです。
質問に対して少し間が空いてしまったり、小さな声でぼそぼそと話したりすると、面接官に声が届きにくくなってしまいます。
- 「おはようございます!」という挨拶から元気よく
- 質問には「はい!」と返事をしてから答える
- 語尾までしっかり話す
といったことを意識すると、より良い印象を与えられます。ただし、これも練習のしすぎで不自然にならないように、日頃から「元気な声で話してみようね」と優しく声をかけてあげることが大切です。
オーディションは「最高の学び場」
この年齢になると、同室でオーディションを受ける他のお子さんの自己紹介や演技を見て、自分なりに「あの子すごいな!」と受け止めることができるようになります。
オーディションは、お子さんの成長の場でもあるんです。
レッスンを受けていなくても、数多くオーディションに行くうちに、いつのまにかいろんなスキルが上達していきます。
周りから良い刺激を受けて、どんどん吸収していくお子さんの姿は、きっとパパママにとっても誇らしいものになるでしょう。
まとめ:お子さんの「個性」を一番の武器にしよう!
低学年のオーディションは、お子さんの可能性を試す場であると同時に、新しい自分を発見する楽しい体験です。
練習通りにできなくても、少し失敗してしまっても、面接官はそこから見えるお子さん本来の「個性」を一番に見ています。
大切なのは、お子さんがオーディションを「楽しい!」と感じてくれること。
ご家族は、「頑張ったね!」「楽しかったね!」と、結果に関わらずたくさん褒めてあげてください。
もし時間に余裕があったら、都心に来たついでにレジャーを楽しむのもおすすめですよ!
この経験が、きっとお子さんの大きな自信につながるはずです。さあ、親子で一緒に、夢への第一歩を踏み出してみましょう!